以前に台湾でウイルス性胃腸炎になった際の治療費について、海外旅行傷害保険の保険金請求を行ってみました。
海外旅行傷害保険は楽天カードに付帯のもの。その際に行った手順や準備しておく書類について解説します。
準備に必要な書類はほとんど送付されるので、レシート(請求書)さえ確保しておけば少額の治療費であればすぐに請求できます。
以前に診察を受けて、実際にかかった医療費について知りたい方は次の記事をご覧ください。
楽天カードの海外旅行傷害保険の保険金請求手順
楽天カードの海外旅行傷害保険に加入している方が、帰国後に保険金請求を行う手順は次の通りになります。
- 楽天カード株式会社保険デスク(楽天損保)に連絡
- 請求のための書類が送付されてくる
- 書類と必要なものをまとめて送付する
流れは以上のようになっています。
帰国した後に楽天カード株式会社保険デスクにひとまず連絡すれば、そのあとの流れについても詳しく説明してくれるでしょう。
保険会社から送付される書類
楽天カードの海外旅行傷害保険の保険金請求をした場合には、保険会社から封筒が送付されてきます。
送付されてくる封筒の内容は、次のものになります。
- 保険金請求書類の案内
- 返送用封筒
その後の流れや必要書類については、こちらの「保険金請求書類の案内」に記載があります。
記載する書類
保険金請求のために、送付されてきた書類に必要事項を記載しましょう。
「保険金請求書類の案内」に記載すべき書類について書いてあります。
- 保険金請求書
- 治療状況申告書兼同意書
- 診断書(10万円以下の場合は省略可)
右に記載書類、左に記載例がありますので、各書類の記載例に沿って書きましょう。
保険金請求書
記載すべき内容としては、主に次の内容になります。
- 記入日
- 署名・押印
- 連絡先
- 事故日
- 他の保険契約情報
- 保険金振込口座
治療状況申告書兼同意書
記載すべき内容としては、主に次の内容になります。
- 記入日
- 氏名・住所・生年月日
- 発生日
- 症状
- 初診日
- 傷病名
- 傷病に対する質問
- 請求額
- 同意書
診断書
こちらは本人が記載するものでなく、医者が記載するものです。
帰国後に記載してもらうことは難しいかと思いますので、高額な治療費となる場合は診断書も合わせて発行してもらうようにしましょう。
保険金請求のために準備しておくもの
「保険金請求書類の案内」にこちらで準備するものの記載があります。
- 領収書(原本)
- 外貨交換時のレートに関する書類(任意)
- 日本出入国日確認書類
外貨交換時のレートに関する書類は提出しなければ、保険請求書を受理した日の前の日のレートが適用されるとのこと。
レートに大きな差がある場合は、書類を用意した方が得するということです。
しかし、そのためには銀行やクレジットカードなどの利用控えが必要。海外旅行中はレシートや利用控えなどを捨てないようにしましょう。
保険会社に送付するものチェックリスト
提出書類 | チェック |
---|---|
保険金請求書 | |
治療状況申告書兼同意書 | |
診断書(10万円以上の場合) | |
領収書(原本) | |
外貨交換時のレートに関する書類(任意) | |
日本出入国日確認書類 |
次の4つの書類は必ず必要になります。
- 保険金請求書
- 治療状況申告書兼同意書
- 領収書(原本)
- 日本出入国日確認書類
記入漏れがないことを確認して、必要な書類を返送用封筒に入れて返送しましょう。
台湾旅行に出発する前には、必ず海外旅行傷害保険に加入しよう
海外旅行傷害保険に入っておけば、現地で急な疾病に見舞われたときでもほとんどの医療費を保険金にて請求することができます。
私が利用していた楽天カードのように、年会費が永年無料で海外保険が付帯するクレジットカードはたくさんあります。
年会費が無料であれば、発行しておくデメリットもないでしょう。まだ海外旅行傷害保険に加入されていない方は、海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを発行しておくことをおすすめします。
次の記事で、入会金無料かつ年会費永年無料で海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードについてご紹介しています。
海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードを発行したいという方はぜひ参考にして見てください。私が所持している楽天カードもおすすめカードの1枚です。