台湾旅行に行くときにどれくらい現金を持っていきますか?台湾の物価は日本より安いため、近年の海外旅行の人気スポットになっています。
しかし、旅行ともなれば、帰国前に現金不足にならないか心配で、予算より多めに両替を行う方も多いかと思います。
多めに両替をして、大金を持ち歩くとなると、これもまた落としたり盗まれたりしないか不安の種になります。
こんな悩みは全てクレジットカードを持っていくことで、解決します。
この記事では、台湾旅行にクレジットカードを持っていくべき理由をご紹介します。
台湾旅行でクレジットカードを持っていくべき7個の理由
ここでは台湾旅行でクレジットカードを持っていくべき理由をお伝えします。
多額の現金を持ち歩く必要がない
台湾でクレジットカードを利用できる場所は限られていますが、デパートなどのショッピングエリアはクレジットカード決済に対応している店舗が多いです。
例えば、台北101や台湾のデパートである新光三越にある店舗では、飲食店や衣料品店といったジャンルに問わずほとんどの店舗でクレジットカード決済ができます。
ただ老舗の飲食店や夜市などはクレジットカード決済ができないため、ある程度の現金は持ち歩く必要があります。しかし、そういった場所は単価が安いことが多く、多額の費用が発生することはほとんどないでしょう。
クレジットカードを持っておけば、多額の現金を持ち歩く必要がなくなり、落としたり盗まれたりといったことを心配する必要がなくなります。
台湾でクレジットカートが使える場所と使えない場所については、次の記事で詳しく解説を行っています。
ATMで現金の引き出しが可能
もう一つ多額の現金を持ち歩く必要がなくなる理由があります。それは、クレジットカードの海外キャッシングで現金の引き出しが可能になることです。
海外キャッシング対応のATMと海外キャッシング対応のクレジットカードがあれば、すぐに現地通貨を引き出すことができます。
海外キャッシング対応のATMは、セブンイレブンやデパートなど市内ではいたるところにあるため、探すのもそれほど苦労しません。
クレジットカードの海外キャッシング対応も、通常のキャッシング枠に申し込みを行えば、合わせて利用になるケースが多いです。
海外キャッシングが利用できれば、現地通貨は必要に応じて引き出しを行えば良いので、紛失や盗難のリスクを最大限まで減らすことができます。
さらに利用方法によっては、両替を行うよりもお得に現地通貨を手に入れることができます。
海外キャッシングで台湾のATMから現金を引き出す手順は、次の記事で詳しく解説を行っています。画像付きで紹介していますが、すぐに引き出せることがわかるかと思います。
紛失や盗難にあっても補償がある
現金は落としてしまったり、盗まれたりした場合、ほぼ手元に戻ってくることはありません。
一方でクレジットカードは、紛失や盗難、さらには不正利用であってもあなたに大きな過失がない場合は、補償されるケースが多いです。
クレジットカードを盗まれたりした場合は、停止手続きなどが大変というイメージしかない方も多いと思います。
実はその反面、手厚い補償もあるのがクレジットカードの魅力とも言えるでしょう。
海外旅行傷害保険が付帯する
台湾旅行に行くのであれば、海外旅行傷害保険への加入は必須と言えるでしょう。
台湾で病院で治療を受けると保険が適用されないため、想像以上高い医療費がかかってしまうことがあるからです。
台湾は治安は比較的良い国ですが、日本に比べて衛生面に少し不安な点があります。
私も実際に、台湾でウイルス性胃腸炎になったことがあり、点滴と服用で病院に数時間滞在するだけで8,000円ほどの治療費がかかったことがあります。
クレジットカードの中には、年会費が永年無料で海外旅行傷害保険が自動付帯するカードもあります。そのため、一切費用を負担することなく、保険を受けることができるという大きなメリットがあります。
海外旅行傷害保険のためだけでも、クレジットカードを発行しておくべき理由になるでしょう。
入会金・年会費無料で海外旅行傷害保険が付帯するクレジットカードは、次の記事で紹介しています。
空港のラウンジを利用できる
クレジットカードの種類によって、空港のラウンジが無料で利用できるようになります。
ラウンジは、飲み物などが提供される落ち着いた空間です。そのため、出発前にゆっくりと休憩することができます。
いつも空港で出発前に退屈するという方は、ラウンジを利用できるクレジットカードを発行すると待ち時間を快適に過ごせるようになるでしょう。
買い物でお得なポイントが貯まる
クレジットカードには、現金払いにはないお得なポイント制度があります。
得たポイントは、クレジットカード料金の支払いに使用することが可能なケースが多いので、ポイント分だけ割引があると言えるでしょう。
クレジットカードの中には、1%以上の高い還元率を持つカードがあります。
そのため、クレジットカード決済を利用できる場所は、しっかりと確認しておきましょう。
現金だけで台湾旅行をするのはかえって危険!必ずクレジットカードを持って行こう
台湾旅行でクレジットカードを持たずに多額の現金を持ち歩くことは、非常に危険です。
仮に現金を全て落としてしまったら、そこからの移動手段が徒歩しかなくなる可能性もあります。
クレジットカードを持っていれば、海外キャッシングも活用できるので、現金を大量に持ち歩く必要もなくなるでしょう。
さらに現金とクレジットカードを保管する場所を複数に分けておくことで、盗難や紛失のリスクも分散することができます。
またクレジットカードは1枚だけでなく、2枚持っていくことをおすすめします。
利用限度額に達してしまった場合や物理的な障害、カード会社のトラブルに対処するためです。最近では2019年11月23日に楽天カードが利用できなくなるトラブルも発生しています。
台湾旅行に行かれる際には、現金を必要最低限用意しておいて、クレジットカードは保険のため、2枚用意して持っていくようにしましょう。