矮仔成蝦仁飯は台南の名物グルメとして知られるエビ飯(蝦仁飯)をいただけるお店。
近くにある集品蝦仁飯と合わせて、蝦仁飯の名店として知られています。
矮仔成蝦仁飯に実際に行ってきましたので、その時の様子をお伝えします。
矮仔成蝦仁飯について
矮仔成蝦仁飯は1922年に創業した台南のエビ飯の老舗です。
名称 | 矮仔成蝦仁飯 |
---|---|
住所 | 台南市中西區海安路一段66號(地図) |
営業時間 | 8:30〜19:30 |
定休日 | 毎週火曜日 |
営業時間は朝の8時半から夜の19時半まで、定休日は毎週火曜日となっているので注意しましょう。
2019年の2月ごろから改装などでお店が閉まっていたようですが、2019年6月下旬よりリニューアルオープンしたようです。
矮仔成蝦仁飯のエビ飯の特徴は集品蝦仁飯と比較して、味が薄めやさっぱりしている点です。
ただエビ飯自体味が濃いめなので、その点は覚えておきましょう。
またリニューアルオープンされお店の内装も綺麗になり、集品蝦仁飯と比較して快適に過ごせる点は魅力と言えるでしょう。
矮仔成蝦仁飯へのアクセス・外観
ここでは初めて矮仔成蝦仁飯に行かれる方のためにアクセスやお店の外観などを解説します。
矮仔成蝦仁飯の所在地は「台南市中西區海安路一段66號」。台南駅から向かった場合、海安路を南下して行った先にあります。
台南駅から徒歩で約30分くらいなので、台南駅から行かれる方はタクシーなどを使うといいでしょう。
ただ歩いていけば観光スポットとして知られる海安路藝術街を楽しめるので、そこはお好みに合わせるといいでしょう。
上の画像は台南駅から矮仔成蝦仁飯を目指して南下して行った時に見える風景です。
矮仔成蝦仁飯のお店には目立った看板は出ていないので、隣のお店の「小脚腿羊肉」の看板を目印にすると見つけやすいかと思います。
矮仔成蝦仁飯の外観は2019年にリニューアルされただけあって、ちょっと近代的な見た目。老舗らしくないので注意しましょう。
矮仔成蝦仁飯の周辺には、同じくエビ飯の人気店舗である集品蝦仁飯や台南朝食の定番である牛肉湯の人気店舗である六千牛肉湯があります。
また南東へちょっと歩けば、藍晒圖文創園區といった観光スポットや新光三越(台南新天地)といったデパートがあります。
矮仔成蝦仁飯の雰囲気・混雑状況
ここでは矮仔成蝦仁飯の雰囲気や混雑状況をご紹介します。
お店は2つ並んでいます。左にあるお店は注文および調理用、右にあるお店はイートインスペースになっています。
お店の前には店員さんがおり、案内をしてくれます。手前が店内でいただく場合(內用)、奥の方が持ち帰りの場合(外帶)に並ぶ場所になります。
私が行った時は平日の15時頃で特に待つことなく入れましたが、帰りの際には內用の方で待つお客さんがいたようです。
台南でも有名な人気店舗になりますので、平日のご飯どきや休日に行かれる際には待つことを覚悟しておいたほうがいいでしょう。
店内だけでなく、お店の外にもテーブルがあります。
お店の中には大小合わせてテーブルが6つほどあり、座席数は20くらいあるでしょう。
お客さんはご飯どきの時間を外れていても、いつでもほぼいっぱいと言った感じ。少人数であれば相席で座ることが多くあるでしょう。
店内の入り口には箸や飴がおいてあります。箸は注文した際に持ってきてくれるので、食事中に落とした場合にこちらから持ってきましょう。
お店の中には過去に雑誌などのメディアで紹介された際の内容を紹介した看板もあります。
矮仔成蝦仁飯のメニューと値段
矮仔成蝦仁飯で食べることができるメニューや注文方法を解説します。
矮仔成蝦仁飯での人気メニューはもちろん、蝦仁飯です。小さいサイズが60元、大きいサイズが100元となっています。
肉とエビを合わせたご飯があるのも特徴です。他にも炒め物を中心とした小菜やスープ類があります。
エビ飯と合わせて注文するのがおすすめな料理は、鴨蛋湯と香煎鴨蛋(半熟)です。
エビ飯は味がちょっと濃いめなので、鴨蛋湯に入っている卵や目玉焼きである香煎鴨蛋の半熟の黄身が味をまろやかにします。
矮仔成蝦仁飯にきた際には、ぜひ一緒に注文してみてください。
注文方法
注文方法を解説していきます。
まずは持ち帰りかお店の中で食べるかで並ぶ場所が決まっています。持ち帰りであれば「外帶」、店内で食べるのであれば「內用」と書かれている場所に並びましょう。
ここから店内で食べる際の流れになります。
注文票は自身で取る必要はありません。
順番が来たら、店員さんが注文票を持って案内してくれます。またその際に合わせて席番号を記載してくれます。
席に着いたら、注文票に頼みたい料理の数を記載しましょう。席番号が記載されているので、席を取られる心配はしなくて大丈夫です。
お会計は外に出て「結帳」と書かれているところで行います。お金を支払って、元いた自分の席に戻り料理が来るのをまちましょう。
矮仔成蝦仁飯|実食グルメレビュー
矮仔成蝦仁飯で実際にエビ飯を食べた時の様子をお伝えします。
まず店内にはティッシュが壁かけられています。最初にとっておくといいでしょう。
テーブルの上には箸とたくあんがあります。
今回注文したのは蝦仁飯(小)に鴨蛋湯と香煎鴨蛋(半熟)、それに可樂です。
料理は出来上がった順とかではなくまとめて出てきました。
こちらが看板メニューのエビ飯、60元です。ご飯の上にプリプリのエビがたくさんのっています。
続いてこちらは鴨蛋湯、30元。スープの中に鴨の卵をといたものが入っています。
香煎鴨蛋(半熟)、20元。おすすめは半熟、とろとろの黄身を出汁がたっぷり聞いたエビ飯にかけると絶品です。
こちらの3つが初めて矮仔成蝦仁飯に来た時におすすめの注文メニューです。ぜひ試してみてください。
エビ飯は出汁と醤油をベースに味付けをしたご飯。旨みがたっぷりのため、好きという方はきっとものすごくハマるはず。
エビもプリプリしててとてもおいしいです。
鴨蛋湯のスープは、卵の香りが広がる塩味が効いたあっさり味。
鴨蛋湯の中にはたくさんの卵が入っています。
暑くてもほっと一息つけるような温かい味。エビ飯を食べながら、卵のふんわり感を味わうのも箸休めになります。
エビ飯のご飯はご覧のように最後までだしがしっかりしみこんでいます。
半熟の香煎鴨蛋は箸で穴を開けるとそこから、黄身がとろとろでてきます
エビ飯のダシが効いた旨味たっぷりのご飯にまろやかな味わいの黄身や白身が絶妙にマッチします。矮仔成蝦仁飯にきたなら、ぜひ食べてみてほしい組み合わせです。
テーブルの上にはたくあんも用意されています。
たくあんは薄めの味付け。ただ矮仔成蝦仁飯自体にも味はしっかりとついているので、それでも物足りないといった方が食べるといいでしょう。
矮仔成蝦仁飯の評価・おすすめ度
蝦仁飯のご飯もダシがしっかりと効いており、エビの旨味や甘みと一緒に食べるととてもおいしくいただけます。
味はしっかりとついているので、後半その味がくどくなってしまうことも。
香煎鴨蛋を頼んでおけば黄身や白身と一緒に食べることで、味をまろやかにでき人によってはちょうどよいぐらいの味わいになるかもしれません。
個人的には最初は蝦仁飯だけを食べて、後半になって香煎鴨蛋を一緒に食べるという食べ方が好きです。
集品蝦仁飯と比べると味はあっさり目。これは好みによるものですが、私としては集品蝦仁飯の方が好きかなと言った感想です。
どちらもエビ飯もとても美味しく、エビ飯のみであれば量も少ないので2店とも足を運んでみるのもいいかもしれません。
矮仔成蝦仁飯のおすすめ度:
矮仔成蝦仁飯の店舗情報(営業時間・定休日など)
住所 | 台南市中西區海安路一段66號 |
---|---|
営業時間 | 8:30〜19:30 |
定休日 | 毎週火曜日 |
平均予算 | 60元〜150元 |
ウェブサイト | shrimprice.com.tw |
電話番号 | 06-2201897 |
地図 | Google Mapで確認する |