台湾でトイレットペーパーは流せない？流してもいい判断基準を教えます

まず最近の台湾でトイレットペーパーを流せるようになったというのは本当のことです。

しかし、それは一部のトイレのみであり、全てではありません。情報を鵜呑みにして、そのままトイレットペーパーを流してしまうと、あとで困ったことになる可能性があります。

この後でトイレットペーパーを流しても良いか判断する基準を詳しくお伝えします。

ここでは、流してもよい可能性が高いトイレを簡単にご紹介します。

これらのトイレはそのままトイレットペーパーを流してもよい場所が多いです。あくまでも可能性が高いというだけですので、流してもよいかはしっかりとこれから紹介する基準をもとに確認をしてください。

かつてトイレットペーパーを流してはいけなかった原因

もともと台湾でトイレットペーパーを流していけなかった原因は主に次の2つがあるそうです。

最近では、水に溶けるトイレットペーパーが普及しているので、流してもよい場所が多くなった印象があります。

しかし、いくら水に溶けるからといって、無理に流そうとすれば詰まってしまいます。

トイレットペーパーを流せないトイレはゴミ箱に捨てる

トイレットペーパーを流せるトイレがあることはわかったことかと思います。

それでは、トイレットペーパーを流せないトイレはどうするのかという疑問がわくでしょう。

トイレットペーパーを流すことができないトイレでは、トイレットペーパーをゴミ箱に捨てます。日本では、馴染みのないことで抵抗があるかもしれませんが、台湾ではこれが普通です。

一般的に女性用のトイレには、生理用ナプキンやその他生理用品などを捨てるためにゴミ箱が備え付けられていることは、日本でも当たり前です。

しかし、台湾では男性用のトイレにもしっかりとゴミ箱が備え付けられています。

男女かかわらず、トレイットペーパーを流せないトイレでは、用を足した際に使用したトイレットペーパーはゴミ箱に捨てましょう。

ここでは台湾のトイレでトイレットペーパーを流しても良いか判断する基準をお伝えします。基準には次のものがあります。

外出先のトイレである場合は、まず「壁などの注意書き」をもとに判断してください。

壁などの注意書き

トイレにある注意書き

一番確実な方法です。壁などに書いてある指示の通りに、トイレットペーパーを捨てれば良いのです。

注意書きのパターンには次の2つがあります。

それぞれのパターンについて、詳しく見ていきましょう。

トイレットペーパーをゴミ箱に捨てる旨を書いてあるもの

次のような文言が書いてあるトイレでは、トイレットペーパーをゴミ箱に捨てるようにしましょう。

トイレットペーパー以外をトイレに流さないように書いてあるもの

次のような文言が書いてあるトイレでは、トイレットペーパーはトイレにそのまま流せます。ただ流せるからといった大量に流さないように注意はしましょう。

トイレットペーパーが流せる場合

ゴミ箱が設置してあるか

もし壁に注意書きがない場合は、トイレにゴミ箱があるかを基準にしてください。

このゴミ箱があるというのは、個室ごとにあるかどうかということです。もし個室ごとにゴミ箱が設置されているのであれば、ゴミ箱にトイレットペーパーを捨てるようにしましょう。

ただ女性用トイレには、生理用品向けなどに一般的にゴミ箱が設置されています。そのため、この基準をもとにはっきりと流せないと断言はすることはできません。

しかし外出先のトイレで特に注意書きがない場合は、流せそうだなと思ってもゴミ箱に捨てることをおすすめします。

男性の場合、もしトイレにゴミ箱がなかったら、トイレに流してしまいましょう。…というかトイレに流すしか選択肢はありません。

トイレットペーパーは水に溶けるものか

基本的に外出先であれば、「壁などの注意書き」「ゴミ箱が設置してあるか」の2つでトイレに流すかどうか判断を行います。

ただ賃貸などで台湾に滞在する方は、そういったものがない住宅を借りて生活をします。

そういった方は、水に流せるトイレットペーパーとしっかりと確認ができるのであれば、流しても問題がない場合が多いです。

もちろん、しっかりとその大家さんや管理者の方に確認をすべきです。

しかし、経験上は水に流せるトイレットペーパーであれば、良いというケースが多かったということです。

トイレにトイレットペーパーを流せるかどうか確認をするには、次にご紹介する中国語を参考にしてください。

台湾でトイレットペーパーを流せるトイレが増えてきました。

そのため、トイレットペーパーを流したからといって慌てる必要はありません。

まずはトイレが詰まってしまったかどうか確認しましょう。確認するためには、少し水を少しずつ流しましょう。

そして、いつも通りに流れたら詰まっていないので、安心してください。

トイレが詰まってしまった場合の対処法

基本的には、日本のトイレと同じ対処法になります。一番手軽な対処法はスッポンと呼ばれるもの。正式にはラバーカップと呼ばれます。

このラバーカップをスーパーや量販店で購入しましょう。

使い方ですが、押し込んだ後に勢いよく引っ張りましょう。引っ張って、詰まったトイレットペーパーを自身の側に引き寄せます。

押し込んで流すための道具ではないので注意しましょう。

ここでは台湾でトイレにトイレットペーパーを流しても良いか確認する時に役立つ中国語をご紹介します。

最近では駅やホテルなど、トイレットペーパーを流せるような施設が増えてきました。

しかし、本当に流せるかどうかはしっかりと確認することが大切です。まず台湾でトイレットペーパーを流せるかどうかは、注意書きをもとに判断を行いましょう。

もしトイレットペーパーを流せるか悩んだら、備え付けのゴミ箱に入れておけば問題ありません。

日本では馴染みのないことで抵抗があるかもしれませんが、台湾では普通にされていることです。

旅行はその国の風習やルールを楽しむのも、旅行の楽しみ方の1つのはず。「慣れない」「恥ずかしい」ことだと思っても割り切って行うようにしましょう。

他にも台湾には日本と違う風習やルールがあります。それらの注意点を台湾旅行の注意点｜旅行を満喫するために覚えておきたいポイントの記事にまとめておきました。

台湾に初めて来られる方はぜひ読んでおいて欲しい内容を記載してあります。

【2020年最新版】台湾旅行の注意点｜滞在前に知っておくべき台湾ルール

旅行者に限らず、これから台湾に住むという方もぜひ見ておいてください。役立つ内容がきっとあるはずです。