台湾のホテル予約サイトを徹底比較！特徴を理解しておすすめホテルを見つけよう

台湾のホテルを決める際の手順は、次のようになるはずです。

そのため、「おすすめの予約サイトはここ！」といきなり紹介することは間違っています。

この後のホテル予約サイトを見るべきポイントでも取り上げますが、予約サイトごとに取り扱っているホテルの掲載数が異なっています。

最初にホテル予約サイトを決めてしまうと、あなたにぴったりのホテルを見逃してしまうことになる可能性があります。

予約サイトを決めるのではなく、まずは泊まりたいホテルを探すということを間違えないようにしましょう。

最終的に利用するホテル予約サイトを決める上で、知っておくべきポイントがあります。それらのポイントは次のものです。

これらのポイントについて、詳しく解説を行います。

掲載ホテル数

まず予約サイトからあなたが泊まりたいホテルが予約できることは大前提になるはずです。

また掲載ホテル数が多い予約サイトの方が、台湾にどのようなホテルがあるのか知り、比較することが楽になります。

口コミ・レビュー数の多さ

候補となるホテルが決まったら、サービス面に問題がないのか、掲載情報と大きな違いがないか口コミやレビューを見て確認を行いましょう。

もちろん、複数の予約サイトの口コミ・レビューを確認してもいいですが、手間を省きたい方は口コミ・レビュー件数の多いサイト1つを見るといいでしょう。

最低価格保証の有無

一部のホテル予約サイトでは、予約時の価格が同一条件で他ホテル予約サイトより高い場合にその差額を返還してくれる最低価格保証を提供しています。

できるだけ安くホテル予約をしたい方は、最低価格保証を提供している予約サイトから予約を行うようにしましょう。

お得に利用したい方は、合わせて次の「利用料金の還元制度」もチェックするようにしましょう。

利用料金の割引・ポイント還元

利用料金の還元制度には、ポイント還元や利用回数に応じての割引や宿泊サービスがあります。

同じ価格でもポイント還元があるホテル予約サイトの方が、お得にホテル予約が行えるということです。

できるだけお得にホテル予約を行いたい場合は、「宿泊費用」に加えて「割引・還元制度」をしっかりと知っておくことが大事です。

ここでは、台湾のホテルを予約するためにおすすめのサイトの特徴を紹介していきます。

特徴の紹介に入る前に知っておいてほしいポイントを解説します。

まずホテル予約サイトには、大きく分けて「外資系ホテル予約サイト」と「日系ホテル予約サイト」の2種類があります。

ざっくりと説明すると、上記のようなメリット・デメリットがあります。各予約サイトを利用される際は、これらの特徴を知っておきましょう。

それでは、台湾のホテル予約ができるおすすめサイトの特徴について解説を行っていきます。

Booking.com（ブッキングドットコム）

Booking.comは世界最大手のホテル予約サイトです。しかし、アジア圏は他の予約サイトと比較して特に多いというわけではありません。

最低価格を保証するプレイスマッチ制度を設けており、最安値でない場合は差額が返金されます。

Booking.comにはすぐに受けられるポイント還元制度はありません。しかし、Genius会員と呼ばれる制度を用意しています。

Genius会員になると、次の特典などが無料で受けられます。

Genius会員になるには、2年間で2回宿泊を行うかBooking.comカードを発行することが必要です。

Booking.comカードを発行すれば、Genius会員の様々な特典と6%のポイント還元を受けることができる点が魅力といえる予約サイトです。

agoda（アゴダ）

agodaは前述したBooking.comと同じグループ会社の運営によるもの。アジア圏に強く、予約可能なホテル件数もBooking.comを超え、予約サイトの中では最大級です。

予約可能なホテルも多く、口コミ件数も多いため、ホテル探しには役立つサイトといえるでしょう。

しかし、ホテルの検索画面が使いにくく、ポイント還元であるアゴダコインやポイントマックスも全てのホテルで付与されるわけではないため、お得かどうか判断しにくいのがちょっと残念。

知名度が高くなくマイナーなホテルで目的にぴったりあったホテルを探したいという方にはおすすめできる予約サイトです。

Expedia（エクスペディア）

エクスペディアはホテル予約だけでなく、航空券やレンタルカーなど様々な旅行商品を扱っている世界的にも規模の大きな予約サイト。後ほど説明するHotels.comはエクスペディアのグループ企業の運営によるものです。

台湾の掲載ホテル数は多くはありませんが、口コミ件数が多いです。

エクスペディアの魅力は会員ランクが上がると大きなポイント還元を得ることができる点。シルバー会員であれば、通常のポイントに加えて10%、ゴールド会員であれば30%のポイントが上乗せされます。

会員資格を得るには1年間で、シルバー会員で7泊以上、ゴールド会員で15泊以上と少し厳しめな条件ですが利用される機会が多いのであれば、大きな還元を得ることができるでしょう。

Hotels.com（ホテルズドットコム）

会員登録を行うと、Hotels.com Rewardの特典が受けらえるようになります。これは10泊すると、それらの宿泊の平均額の宿泊を1泊分ボーナスとして宿泊できる特典です。

Trip.com（トリップドットコム）

Trip.comはかつてCTripと呼ばれていたNASDAQ上場のオンライン旅行会社。ホテル予約においては、最低価格制度を提供していないものの、会員限定の予約セールを実施しているなど価格には力を入れています。

ホテル予約だけでなく、ツアーや航空券もTrip.comだけで完結できる点が魅力。

特にカスタマーサポートが24時間日本語対応してくれる点は安心して利用できるポイントでしょう。

掲載ホテル数は多くはありませんが、ホテルの検索画面が見やすい点も良いポイントです。ただまだ日本語の口コミが少ない点が残念だと言えるでしょう。

エアトリ（旧DeNAトラベル）

エアトリは国内サイトで航空券の売り上げNo.1の旅行サイト。テレビCMも放送され、知っている方も多いかと思います。

エアトリは、ホテル件数や口コミこそ外資系サイトには負けますが、日経ならではのホテル検索画面の見やすさやホテルと同時に航空券を予約することで最大ホテル料が無料になる点が魅力です。

他にも海外ツアーなどの予約も可能です。また日経企業でありながら、最低価格保証を提供しています。もし他のサイトの方が安ければ、最大1万円として差額の3倍まで返金されます。

申請条件は細かい点まで見ないといけませんが、それだけ価格に自信があるとも言えるでしょう。

楽天トラベル

日本の旅行サイトとして有名な楽天トラベル。多くはありませんが、海外のホテル予約や航空券の取り扱いもあります。楽天トラベルの魅力は、利用のしやすい楽天スーパーポイントでホテル料金が還元される点でしょう。

ホテルによって付与されるポイントは異なりますが、2%のポイント付与される海外ホテルが多く、ホテルによっては7%ととても高いポイント還元を受けることができます。

楽天カードで支払いを行えば、さらにポイントが1%上乗せされます。ポイントは楽天カードの支払いに使用ができるので、会社負担で台湾に出張に行かれる方は、ポイント還元でとても得してくことができます。

掲載ホテル数は少ないですが、知名度の高いホテルはほぼ網羅されているので、使用はしやすいでしょう。掲載されている口コミは日本の方のものなので、見るところも似ていて参考にしやすいと言えるでしょう。

予約可能なホテルの軒数で比較した結果をまとめてみました。

比較してみると、agodaとExpediaが圧倒的に多いことがわかります。基本的に知名度の高い人気のホテルは、どのホテル予約サイトにもあります。しかし、値段帯の安いマイナーなホテルを探す場合は、これら2つの予約サイトで探した方がいいでしょう。

各ホテル予約サイトに掲載されている独自の口コミ件数で比較してみます。口コミ件数は台北の人気ホテルから「リージェント台北」と「オークラプレステージ台北」をもとにして比較していきます。参考にtripadvisorの口コミ件数も掲載しています。

口コミ・レビュー数だけを見るとagodaが圧倒的に多いことがわかります。日本語の口コミも多く内容も詳しいので、参考になるでしょう。次いで、Expediaが多いです。agodaに比べるとシンプルな口コミが多い印象。予約したいホテルを探す上で、口コミ件数は人気の参考にもなるので、この2つのサイトは目を通しておくといいでしょう。ただやはり、口コミ件数自体は少ないものの、日本語の口コミは楽天トラベルが一番多いかとは思います。

ホテル予約サイトを最低価格保証の有無で比較してみます。

最低価格保証ですが、基本的に料金を決める要素の全ての条件が一致しなければならないという厳しい条件です。それに加えて、アクセスしてすぐに確認できるという条件も合わさるので、会員価格は比較対象になりません。

ただHotels.comの場合には、申請前に確認すべき点が次の3点のみと比較的緩い条件です。

そのため、最低価格保証を受けたいのであれば、Hotels.comで予約をするのがおすすめと言えるでしょう。

お得にホテルを予約したいのであれば、価格の他に会員限定の割引やポイント還元など利用料金に応じて受けられる還元の仕組みも知っておかないといけません。

ホテル予約サイトによっては、自社ブランドのクレジットカードを利用することで利用料金に応じた還元率を大きくすることも可能です。

他にもリピートすることによって、大きなボーナスを得ることができる予約サイトもあります。

Expediaはシルバーやゴールド会員になるとボーナスが10%以上になり、大変お得ですが1年間で7泊以上と旅行好き以外の方はクリアするのが難しそうな条件です。ただ旅行に行かれる機会が多い方にとっては、とても大きなボーナスを得ることができます。またagodaはパッとみ還元率が高いように見えますが、全てのホテル・プランで還元されるわけではなく、還元率によって料金体系も異なるため判断が難しいところ。

お得にホテル予約をしたいのであれば、Booking.comまたは楽天トラベルでクレジットカードの特典を利用する方法が一番手軽と言えるでしょう。

Booking.comであれば、Booking.comカードで予約をすると5%のポイント還元。元々の還元率を足すと6%と非常に高くなります。またBooking.comカードを発行すると、Genius会員になり、人気施設の10%割引の特典を利用できるようになります。

楽天トラベルは楽天スーパーポイントとして、幅はあるものの高いポイント還元を得ることができる点が魅力です。楽天カードで支払いをすれば、さらに1%のポイントも付与されます。

どちらのカードもカード年会費は無料なので、旅行用のカードとして持っておくのもおすすめです。

また時間がかかってもいいというのであれば、Hotels.comの10泊すると1泊分ボーナスのサービスも利用がしやすいと言えるでしょう。

まず特に泊まりたいホテルが決まっていない方は、気になるホテルを探しましょう。目的にぴったりあったマイナーなホテルを含めて探したい方はagodaで、知名度の高いホテルで安心して泊まりたい方は楽天トラベルで候補となるホテルを探しましょう。

口コミも同じくそれらの予約サイトで見ておきましょう。そして、次にお得に泊まれるホテル予約サイトを探します。とにかく1円でも安く泊まりたいという方は、最低価格保証のあるホテルから選びましょう。おすすめはHotels.comです。

もし出張でポイント還元などでお得に泊まりたいのであれば、楽天トラベルまたはBooking.comがおすすめです。それぞれ対応する楽天カードとBooking.comカードで支払いを行うことでBooking.comでは6%のポイント還元、楽天トラベルではホテルにより付与されるポイントが異なりますが、多い時は7〜8%のポイント還元を受けることができます。

航空券と合わせてホテルも予約したいのであれば、ホテル代が無料になることもあるエアトリもおすすめです。

ホテル予約サイトは、それぞれ特徴が異なるのでうまく目的に合わせて利用するとお得に台湾のホテルを予約することができます。