この記事では台湾から日本へコレクトコールをかける方法を解説します。
コレクトコールを活用すればトラブルが起きた時に、台湾から日本の保険会社などに無料で国際電話をかけることが可能です。
コレクトコールとは?
コレクトコールとは、着信者が通話料を負担するサービスです。
通常は発信者が電話料金を負担しますが、コレクトコールを利用すると着信者が通話料金を負担します。
どんな時にコレクトコールを活用できる?
主に海外にいてトラブルが起きた時に、日本の保険会社やカード会社に連絡するときに利用できます。
もちろん、日本にいる家族や友人にもコレクトコールをかけることは可能です。
しかし、通話料は大変高いものになります。そのため、訳もわからずにコレクトコールでかけたりすると、後々着信者である方に高額な料金が請求される場合があります。
ご利用される際は注意しましょう。基本的には、トラブルが起きた時に日本の保険会社やカード会社に連絡するときだけに使用するのがおすすめです。
台湾から日本にコレクトコールをかける方法
台湾から日本にコレクトコールをかける方法を解説します。
KDDIジャパンダイレクトを利用する
台湾から日本へコレクトコールをかけるにはKDDIジャパンダイレクトのサービスを利用しましょう。
24時間利用が可能なサービスなので、早朝から深夜までいつでもご利用が可能です。
コレクトコールをかける手順
KDDIジャパンダイレクトを用いて、コレクトコールをかける手順は次のようになります。
- 台湾のアクセス番号(00801-81-0051)に電話をかける
- オペレーターに日本の電話番号と話したい相手の名前を伝える
オペレーターは日本語で対応してもらえます。台湾だからといって中国語を話す必要はありませんので、安心して利用ができるでしょう。
コレクトコールでかかる料金
KDDジャパンダイレクトを使用してかかる通話料金は次のようになっています。
最初の3分間 | 2,160円 |
通話開始3分経過後、1分毎に | 460円 |
これは相手の電話が固定電話か携帯電話かによらず同じ料金になります。
ご家族や友人にかける場合は、この料金をあらかじめ伝えておくといいでしょう。
コレクトコールをかけるときの注意点
ここではコレクトコールをかけるときの注意点をお伝えします。
相手が通話に了承しなけば、繋がらない
コレクトコールは相手に通話料を負担してもらうサービスです。
そのため、いたずらで利用できたら、相手にとんでもない額の通話料を請求することができてしまいます。
そんなことがないように、コレクトコールは、オペレーターが相手に事前に了承を得てから、繋ぐような仕組みになっています。
もし相手が出れない状況にあれば、着信すら残らないことになります。
緊急時の場合は、他の方法を併用して状況を伝えるようにしたほうがいいでしょう。