台湾の高雄にある三ッ星ホテルであるエアラインイン高雄ステーションに宿泊して来ました。
宿泊や朝食の様子を写真を交えながら、解説して行きます。
エアラインイン高雄ステーションに宿泊をお考えの方は、参考にしてください。
エアラインイン高雄ステーションについて
エアラインイン高雄ステーションは高雄駅近くにある三つ星ホテル。
MRT・台湾鉄道「高雄駅」から徒歩10分圏内であり、観光からビジネスまで便利な立地です。
ホテル名(日本語) | エアラインイン高雄ステーション |
---|---|
ホテル名(中国語) | 頭等艙飯店 高雄站前 |
ホテル名(英語) | AIR LINEINN |
住所 | 807高雄市三民区建国三路33号(地図) |
チェックイン | 15:00〜 |
チェックアウト | 12:00 |
電話番号 | +886-7-285-3888 |
FAX | +886-7-285-3999 |
service.kh.ks@airlineinn.com | |
対応可能言語 | 中国語、英語、日本語 |
客室数 | 134 |
公式サイト | http://www.airlineinn.com |
ここではエアラインイン高雄ステーションの特徴について簡単にご紹介します。
ホテル予約サイトの口コミレビューが高評価
フロントにはホテル予約サイトで高評価である証のトロフィーがおいてあります。
口コミレビューが高いということは、サービスが良くかつコスパが良いホテルと言えるはず。
高雄での宿泊を考えているのであれば、一押しホテルの1つです。
日本語が話せるスタッフがたくさんいるため安心
受付にいるスタッフを始めとして、レストランのスタッフも日本語を話すことができます。
受付のスタッフは流暢な日本語ですが、レストランのスタッフは基本的な日本語のみといったレベル。
日本語を話せるスタッフがいるのは、トラブル時の対応の点でとても安心できるポイントでしょう。
トイレはウォッシュレット付きで快適
トイレはウォッシュレット付きです。
日本では当たり前となりつつあるウォッシュレットですが、台湾ではそれほど普及していません。
台湾でもウォッシュレットを利用できるのは魅力的なポイントと言えるでしょう。
外観・アクセス・場所
エアラインイン高雄ステーションは、高雄の交通の中心地である高雄駅すぐにあります。
空港からのアクセスを始めとして、台湾の主要都市からのアクセスが便利な良い立地です。
外観
青い看板が目印となります。
夜には、青くライトアップされるので、暗くなっても見つけやすいです。
入り口にも大きく「AIRLINE INN」と英語のホテル名が記載されています。
そして、入口となる玄関は飛行機をモチーフにしたデザインです。
最寄駅からのアクセス
最寄駅 | アクセス |
---|---|
MRT「高雄駅」 | 徒歩約5分 |
台湾鉄道「高雄駅」 | 徒歩約5分 |
台湾新幹線「左營駅」 | MRTに乗換、MRT「高雄駅」で下車し徒歩約5分 |
台湾鉄道「高雄駅」からの道のりをご紹介します。MRT「高雄駅」の出口もほぼ同じ場所にあるので、参考にしてください。
エアラインイン高雄ステーションに行くには、「建國二路」の出口から行くと便利です。
エスカレーターまたは階段を登り上の階へといきましょう。
登ると広い広間へ行き着きます。そこを左手へ進みましょう。ホテルのある方向からすると直進したくなりますが、そちらは工事中で行き止まりになっています。
そのまま進むと、案内板が見つかります。「22時後出站方向」に進むと「建國二路」出口にいけます。
進んで行くと、途中には無料シャトルバス乗り場もあります。交差点まで行き、案内板に沿って歩道を右手に曲がりましょう。
しばらく直進します。そうすると、康橋大飯館が見えてきます。
右手に見える青い看板が目的のホテルであるエアラインイン高雄ステーションになります。
青い看板を目印に右手に曲がります。
まっすぐ進んで行くと、ホテルに到着です。
高雄国際空港からのアクセス
高雄国際空港からエアラインイン高雄ステーションに行くには、MRTへ乗車します。
高雄国際空港のMRTの最寄駅は「高雄國際機場站」になります。空港の出口から出てすぐのところにあるので、わかりやすいはずです。
MRTに乗車したら、ホテルの最寄駅である「高雄駅」で下車し、徒歩で約5分です。
館内施設
エアラインイン高雄ステーションの館内施設をご紹介します。まずホテルの階ごとにある主な施設は、次の通りです。
階 | 施設 |
---|---|
2-11 | 客室 |
1 | ロビー |
ビジネスセンター | |
ランドリー | |
B1 | レストラン |
チェックインとチェックアウトで利用するフロントは1階にあります。
おしゃれで清潔感のある内装をしています。入口に入ってすぐにあるフロントの前にはソファがあり、来訪者の方や順番待ちの方がゆっくりと座って待つことができます。
フロントの背面には施設とその場所が記された案内図があります。
フロント
チェックインする際には、フロントの受付にいる方にパスポートを掲示しましょう。
チェックイン時には、用紙に電話番号、メールアドレスと署名を求められます。
受付の方は日本語を話すことができるので、中国語が不安な方でも安心してチェックインができるでしょう。
ロビー
ロビーには、ソファを始めとして、テレビや飲料水が設置されています。
ロビーの奥には、観光冊子やガイドブックが置いております。
ガイドブックには、日本語のものも置いてあります。出発前に時間がある方はチェックしておくといいでしょう。
無料でいただける水やお茶が置いてあります。
奥にはトイレがあります。
またパソコン台の近くには、重量計も置かれています。帰国前の手荷物の重量チェックも可能です。
ビジネスセンター
ビジネスセンターには、パソコンが2台用意されています。観光向けに限らず、出張などのご利用にも適しているでしょう。
ランドリー
ランドリーは、1階ロビーのトイレと同じ通路の奥にあります。
ランドリーには、2台の洗濯機と2台の乾燥機が用意されています。
フロントに言えば、洗剤と部屋番号を書かれたカードをもらうことができます。
エレベーター
エレベーターは入口の右手。フロントの前にあります。
エレベーターは部屋のカードキーをスライドさせないと、その階には停まらない仕組みです。そのため、セキュリティが高い仕様と言えるでしょう。
客室|エリート
ここでは、エアラインイン高雄ステーションで実際に宿泊したエリートの客室をご紹介します。
チェックインを終えると、次の3点を渡されました。
- 部屋のカードキー
- ホテルのパンフレット
- 高雄の観光ガイド
ホテルのパンフレットには、周辺マップや夜市の情報が記載されています。観光に役立つので目を通しておくといいでしょう。
客室フロア
エレベーターを使用して、客室フロアへと移動します。
エレベーターの扉が開くと、おしゃれな雰囲気のフロアに到着します。
部屋へと続く通路も落ちついた照明で雰囲気があります。
部屋番号の記載方法もとてもおしゃれ。
そして、こちらが部屋のドアになります。
連泊される方は、部屋の中にあるスイッチを押して、清掃の有無を清掃員に知らせることができます。
ロックは、カードキーを入れて抜けば解除される仕組みです。
部屋の中からドア付近を見るとこんな感じ。
カードキー入れやエアコンのスイッチなども合わせて設定されています。
客室の雰囲気|画像
ここでは客室(エリート)の雰囲気を画像で紹介します。
窓側には衣服をかけるハンガーラックが設置されています。
バスルーム側には、テレビや冷蔵庫などの備品が置いてあります。
部屋にはソファがあり、座ってくつろぐこともできます。テーブルもあるので、デスクワークも可能です。
入口側に洗面所があります。洗面所の下には、ゴミ箱が置いてあります。
壁には、おしゃれな字体で「TRAVEL」との記載が。部屋によってデザインが異なるようです。
全体的に清潔感があり、とてもおしゃれなホテルです。
ベッド
ベッドは寝心地が良い柔らかさ。観光で疲れた身体をゆっくりと休めることができるでしょう。
枕も種類が異なるタイプのものが2種類置いてあります。お好みに合わせて変えましょう。
ベッドの左手側にはコンセントや照明スイッチが設定されています。
- USB充電
- コンセント
- 照明スイッチ(左:壁、右:客室)
- 照明スイッチ(左:床、右:マスター)
ベッドの右手側には、コンセントおよび電話が置いてあります。
メモ帳もすぐそばにあるので、ビジネスマンの方がちょっとした思いつきをメモするのにも役立つでしょう。
バスルーム
バスルームは曇りガラスで仕切られており、ご家族でも利用がしやすいです。
トイレはウォッシュレット付き。使い慣れた方も安心です。
トイレの上には、バスタオルおよびハンドタオルがおいてあります。
入口にもバスタオルが1枚と足拭きマットがおいてあります。
シャワーは蛇口がついておらず、ハンドシャワーとオーバーヘッドシャワーの2種類。
アメニティとしては、シャンプーとボディソープの他にコンディショナーもついています。髪の毛のケアに敏感な女性の方にも嬉しい備品です。
洗面所
洗面所はとても清潔感があります。石鹸やハンドタオル、アメニティグッズが置いてあります。
冷蔵庫
冷蔵庫の中には、無料提供や有料ドリンクは入っていません。
ルームサービスでのドリンク提供もありませんので、1階ロビーで提供されている飲料水コーナーを利用しましょう。
近くにはセブンイレブンがあるので、そちらで購入してもいいでしょう。
テレビ
テレビは28型〜32型くらいの大きさ。ベットで横たわりながら、見るのには十分な大きさでしょう。
番組表は、青いファイル入れの中にあります。
エアコン
エアコンは、風量と温度の設定が可能なものです。モードはAuto、CoolとHeatがありますが、温度を調整してもHeatにはならないよう。
台湾のエアコンは、暖房モードがないものが多いので注意しましょう。
セキュリティボックス
ソファ側のベット脇にはセキュリティボックス(セーフティボックス)がついています。清掃員が入られて、貴重品の窃盗が心配という方も安心です。
ドライヤー
ドライヤーはTESCOM製です。風量はほどほどといった感じです。
窓
エリートクラス以上の部屋には、窓がついています。
開く範囲は狭いですが、換気程度なら十分でしょう。
宿泊した回数は9階ですが、特にきれいな風景ではありませんでした。まあ窓がついているだけでも、日差しが入り、開放感があります。
アメニティ
持ち帰りが可能なアメニティは、アメニティバッグにまとめられています。
アメニティバッグには、次のものが入っています。
- 歯ブラシ2本
- 歯磨き粉2個
- コーム1つ
- カミソリ1つ
- 爪ヤスリ1つ
- 歯間ブラシ2つ
- 綿棒3つ
台湾のホテルではあまり入っていないコームやカミソリ、さらには爪ヤスリが入っているのは魅力的なポイントです。
WiFi
Wi-Fiは、部屋ごとに接続が別れています。
パスワードは、チェックインした時のカードキー入れに書いてあります。
回線速度を確認したところ、60Mbpsの速度が出ました。快適にインターネットが使用できる速度でしょう。
コンセント
宿泊される際に、意外と気になるのがコンセントの配置です。
宿泊したエリートの客室では計5つのコンセントが確認できました。※トイレにあるのを含めると6つ
コンセントの数も多く、ベットの両側にあるのも嬉しいポイントでしょう。
ベットの両側にあれば、充電しながら、自身のスマホで目覚ましアラームをかけることも可能です。
その他の客室設備
そのほかの客室設備をご紹介します。主に冷蔵庫がある壁際にまとめてありました。
- 湯沸しポット
- お茶・コーヒー
- 飲料水
- 体重計
- 洗濯袋
- 紙スリッパ
- 靴ベラ
- ブラシ
- ハンガー
冷蔵庫上のラックには、湯沸しポットや無料のお茶セットが置いてあります。
そして、冷蔵庫の隣には洗濯袋やスリッパが置いてありました。
そして、冷蔵庫の下には部屋に置かれているのが珍しい体重計があります。
窓際には、服をかけるハンガーがあります。
部屋の中の設備はこのようになっています。観光向けに限らず、出張で来られる方にも十分の設備が揃っています。
ホテルの設備が充実していると、持ち物を減らすことができるメリットがあります。
ルームサービス
ここでは、エアラインイン高雄ステーションのルームサービスをご紹介します。
クリーニング
クリーニング(ランドリーサービス)が利用可能です。仕上がりの早さが異なる3つのプランから選ぶことができます。
プラン | 受付時間 | 仕上がり時間 |
---|---|---|
普洗 | 〜11:00 | 翌日7:00 |
快洗 | 9:00〜16:00 | 4時間以内 |
快燙 | 9:00〜16:00 | 4時間以内 |
洗濯方法には、水洗(ウェットクリーニング)と乾洗(ドライクリーニング)の2種類があります。
快洗および快燙はクイッククリーニングとアイロンサービスです。快洗または快燙を選ぶと、料金が50%の上乗せになります。
朝食・レストラン
ここでは、エアラインイン高雄ステーションで朝食時に利用できるレストランをご紹介します。
営業時間 | 7:00〜10:00 |
---|---|
料金 | 1,050円 |
レストランの場所はB1です。
エレベーターで降りるとすぐそこに飲食スペースが見つかるので迷うことはないでしょう。入口の右手にスタッフの方がいるので、部屋番号を伝えましょう。
日本語ができるスタッフが多いようで、日本語で部屋番号を伝えても大丈夫でした。
雰囲気
部屋番号を伝えた後には、スタッフの先導でテーブルへ案内されます。
到着後に「納豆は要るかどうか」尋ねられます。欲しい方は個数を答えましょう。
テーブルの上には、紙ナプキンや爪楊枝、調味料が置いてあります。
入口近くに主食やサラダ、飲み物などが置いてあります。そして、少し進んだところに、パンが置いてあります。
中央はテーブルが配置されています。
奥の方には、小吃や温かい飲み物が置いてあります。
食べることができるもの
ざっと朝食で食べることができるものをご紹介します。
実際に食べたもの
食べられるものを実際に少しずつ取ってみました。※パンや飲み物は一部のみ
小吃にある豚肉料理は台湾っぽい少しツンとする風味が特徴。包子は餡として胡麻が入っていました。個人的には土瓶蒸のスープが好みでした。
サラダエリアには中華そばも置いてあります。ご飯にかける豚肉そぼろも美味しいです。左手前にあるお粥は紫米を使ったもの。
果物では台湾でよくある芭樂(グアバ)も置いてあります。芭樂は味が薄めなので、梅粉と一緒に提供されることが多いです。梅粉は、塩の代わりにスイカにつけて食べても美味しいです。
周辺環境
エアラインイン高雄ステーションは高雄駅近くにあるだけあって、観光を始めとして、食事から買い物まで便利です。
かつて利用されていた高雄駅です。現在は利用されておらず、観光スポットの一つになっています。
現在利用されている高雄駅。MRTと台湾鉄道の乗車が可能です。近くには、無料のシャトルバスもあり、移動も便利。
高雄客運は、高速バスなどを取り扱っています。高雄から台湾の主要都市や地方にバスで格安料金で行くことができます。
漢堡王は、台湾のハンバーガーチェーン。若者には、マクドナルドよりも人気があるようです。
日本でもおなじみのマクドナルド。メニューは日本と異なるため、体験して見るのもいいでしょう。
吉野家も台湾にあります。こちらは日本とかなり似ている味付け。
ケンタッキーも台湾にあります。メニューは日本と異なり、メインのチキンはかなり味付けが異なります。
セブンイレブンがあるため、夜中にちょっと軽食を食べたいと思ったときも安心です。
近くには台湾っぽい飲食店も。台湾グルメの雞肉飯も美味しいのでぜひ食べてみてください。
宿泊時の注意点
エアラインイン高雄ステーションに宿泊する際の注意点を解説します。
全館禁煙!タバコは喫煙不可
台湾では法律で、ホテル内でのタバコの喫煙が禁止されています。
エアラインイン高雄ステーションでは、喫煙可能なスペースが設けられていません。
タバコを吸いたい場合は、屋外で喫煙可能スペースを探す必要があります。
寝間着はなし!パジャマが必要
日本のホテルで備え付けられている様な浴衣といった寝間着の用意がありません。
特に冬は暖房設備もなく寒いので、部屋着やパジャマを持ってくる様にしましょう。
スタンダードルームは窓がない
最安値プランであるスタンダードルームには窓がついていません。
エリートルーム以上で窓がつきます。部屋選びの際には、注意しましょう。
感想・レビュー
今回は一泊7,000円くらいでエアラインイン高雄ステーションを利用しました。
金曜日の利用かつエリートクラスの部屋だったため、少し高めの料金となっています。
しかし、時期によっては、2名で5,000円前後で利用することが可能です。
台湾では人数単位の料金ではなく、部屋単位であるため、1名当たり2,500円くらいで利用することができます。
エアラインイン高雄ステーションは清潔でおしゃれであり、設備も充実しているため大変コスパの良いホテルと言えるでしょう。
三ッ星ホテルの評価ですが、体感的には四ッ星くらいのサービスを提供しているといった感じです。
高雄でホテルをお探しの方はぜひ利用してみてください。朝食時には来た宿泊客は日本人が多く、最近かなり日本の方に人気のあるホテルのようです。
予約
エアラインイン高雄ステーションの予約は次のホテル予約サイトで受け付けています。
最安値で予約するには?
エアラインイン高雄ステーションの予約を受け付けているホテル予約サイトの中で、最安値の価格保証をしているサイトは次のサイトです。
できるだけお得にホテルに泊まりたいのであれば、Booking.comカードを発行して、Booking.comで予約しましょう。
最安値価格に加えて、ポイント還元で宿泊料金の6%を受け取ることが可能です。